2015年6月17日水曜日

「生活願望論」から「マーケティング戦略論」へ

これまでは生活学の立場から、生活体や生活球、さらにはそれらに基づく、7つの生活願望について述べてきました。こうした発想を商品開発やマーケティングに応用する、どのような展開が可能になるのでしょうか。

マーケティングの基本的な使命については、さまざまな意見がありますが、最も基本的な立場は、供給者が需要者、つまりユーザーの抱いた生活願望を的確に把握したうえで、それを満足させるような、さまざまな対応策を可能な限り展開していくことだと思います。


このブログでは、消費者を超える「生活者」の存在を論証してきましたから、言い換えれば、「生活者の生活願望の的確な把握とそこに向けての十分な対応」ということになるでしょう。

となると、生活財のマーケティングでは、これまで述べてきた生活構造やそこから生まれる生活願望への接近こそが、最も基本的な手順となってくるはずです。


先にあげた、7つの生活願望が、私たちの基本的な生活構造から生まれるものである以上、生活財に関わる企業が、もしも生活者の真に求める商品やサービスを創ろうとするならば、まずはこれらの願望を的確につかむところからはじめなければならないからです。

以下では、こうした視点に立って、具体的な方法論、経営学などでいう、いわゆるマーケティング戦略論について考えてきたいと思います。

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