3つの軸によって【個人・間人・社会】【感覚・認知・言語】【遊戯・日常・儀礼】の各要素をクロスさせると、3×3×3の、27の小立方体に分割できます。
この立体的な構造を詳しく読み解くために平面化すると、下図のようなマンダラ状のイメージが浮かんできます。密教の曼荼羅図に因んで、とりあえず「生活体マンダラ・立方界」と名づけ、その内部を「院」とよぶことにしますと、次の諸点が指摘できます。
①この図は、9つの大方形(界)と、それぞれの内部の9つの小方形(院)によって、全体としては81の小方形から構成されています。
②9つの大方形は、9つの小立方を上下・左右・前後の、3つの断面で平面化したものです。
③81の小方形は、9つの小立方体の特性を表すもので、例えば(個・感・遊)や(間・認・日)のように表現されています。
④81の小方形は、9つの小立法体を3面からとらえたものですから、同じものが3つの大方形の各々に現れて、合計ではそれぞれ3度出現しています。
⑤9大方形とそれぞれの内部の9小方形の意味を読み解くことによって、私たちの生活の個々の部分の意味が明らかになってきます。
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