私たち人類は、周りの環境世界を、ワケワケ行動(身分け・識分け・言分け・網分け)で、5つの世界(ソト界・モノ界・モノコト界・コト界・アミ界)として認識しています。
それぞれの世界から、さまざまな生活願望が生まれてきます。どのような願望なのでしょうか。5つの世界から生まれてくる、主な生活願望は、次の通りです。
➀欲外(apathy)
| ソト界は「身分け」行動以前の未感覚な世界ですから、生活願望も未発のままです。 例えば、紫外線や赤外線という色彩、超低周波音や超音波という音波などは、環境世界に実在しているにもかかわらず、「身分け」行動では捉えられませんから、それらを求める願望もまた生まれてきません。 例:無欲、無私、茫漠欲など |
➁欲動(drive)
モノ界は「身分け」行動で感覚的に捉えはしたものの、「識分け」が未だ掴んでいない世界ですから、さまざまな生活願望もまた、無意識界の中を漂っています。 五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚、六感など)が確かに捉えているものの、意識による「識分け」が未だ届いていない状況ですから、無意識のまま沈んでいるのです。 このため、この世界では、無意識的、動物的、衝動的な願望、つまり「欲動」が漂うことになります。「欲動」とは、環境世界に放り込まれた生活民が、最初に反応する生活願望といえるでしょう。 例:夢想、幻想、錯覚など |
➂欲求(want)
モノコト界は「身分け」行動で感覚的に捉えた対象を、「識分け」が意識化した世界ですから、まずは体感的、生理的な生活願望が浮かんできます。 とりわけ体感的、生理的な充足・不足状態が浮上してきますから、それらを求める「欲求」がじわじわと浮上してきます。 このため、欲求の対象としては、体感的な性能・効能・作用・特性などの機能面が中心となるでしょう。 例:食欲、明視欲、防音欲、芳香欲、防寒欲など |
➃欲望(desire)
コト界は「識分け」行動で意識化された対象を、「言分け」が言語化した世界ですから、記号(言葉や知識など)の刺激を受けて、意図的な生活願望が浮かんできます。 これこそ「欲望」であり、「言分け」が生み出す、さまざまな記号の刺激を受けて、誘導的に生み出される生活願望ともいえるでしょう。 それゆえ、欲望の対象としては、言葉・文字・形・音などの「記号」が主流となります。 例:デザイン志向、カラー志向、ブランド志向、ネーミング志向、ストーリー志向など |
➄知欲(interest)
アミ界は、「識分け」行動や「言分け」行動で捉えられた対象へ、特定の意図による“網”をかけて創り出した抽象的世界ですから、「学識」に誘導されて、観念的な充足を求める生活願望が浮かんできます。 これこそ「知欲」であり、さまざまな学識を求めようとする生活願望といえるでしょう。 例:知識欲、学習欲、研究欲、専門欲、検証欲など |
参考【Life
Creators Marketing5:生活民の意識行動とは?】
以上のように、ワケワケセオリーから見ると、私たちの生活願望にも、欲外・欲動・欲求・欲望・知欲の、5つがじわじわと浮かんできます。
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