筆者の基本的研究テーマである「人口波動説」と「ライフォロジー=生活学・新原論」の基盤として、「ワケワケセオリー」を提唱しています。
ワケワケセオリーとは、いかなるものでしょうか。
これまで数十年にわたって、筆者が学んできた、さまざまな学問や、社会的に体験してきた、幾つかの業務などを、総括的に整理して、最も基本となる考察過程を抽出したもので、一つの思考モデルとして提案するものです。
発想の原点は「意識としての生活世界構造」で述べた、「4分け」論です。この発想はどのように生まれ、どのように進展してきたのでしょうか。
➀私たちは、自らを取り巻く環境世界を【身分け、識分け、言分け、網分け】の「4分け」によって捉えています。 ➁「身分け」は感覚、「識分け」は意識、「言分け」は言葉、「網分け」は観念、のそれぞれによって、環境世界を分ける行動です。 ➂「4分け」により、私たちの意識行動は【おぼえず~おぼえる~しる~はなす~かんがえる】に分かれます。 ➃「4分け」が捉えた環境世界は、5つの心理的世界(ソト界=未知界、モノ界=認知界、モノコト界=識知界、コト界=言知界、アミ界=理知界)に分かれます。 ➄5つの心理的世界では、5つの認識行動(無感覚~無意識~意識~知識~学識)が動き出します。 ⑥5つの認識行動によって、「生活民の意識行動とは?」で述べたように、5つの生活願望(欲外、欲動、欲求、欲望、知欲)が生まれてきます。 ⑦5つの認識行動によって、言語という思考・交信装置もさらに分化し、「言語6階層説へ進展する!」で述べたように、6つの階層(深層言語、象徴言語、自然言語、交信言語、思考言語、観念言語)へ進んでいきます。 ➇言語の進展に伴って、私たちが環境世界を認識する方法、つまり5つの「識知」(マナイズム、アニミズム、ミソロジー、リリジョン、サイエンス)が動き出します。 ⑨識知の進展に伴って、5つの文明(旧石器、新石器、粗放農業、集約農業、工業)も進展します。 ➉文明の進展に伴って、5つの人口波動(石器前波、石器後波、農業前波、農業後波、工業現波)も浮上してきます。 |
「ワケワケセオリー」とは、以上のような基本構造を持つ理論です。この構造を基盤にして、それぞれの趣旨を考えていきましょう。









