2015年4月6日月曜日

生活両界マンダラを提案する!

立方体である「生活体」と球体である「生活球」の関係は、密教の「両界曼荼羅」に擬することができます。

曼荼羅とは、密教のさまざまな教えを図化したもので、中央に大日如来を配し、その周辺に一定の秩序によって諸仏を位置づけています。基本的には「胎蔵界曼荼羅」と「金剛界曼荼羅」の2つで構成されており、両方を合わせて「両界曼荼羅」または「両部曼荼羅」とよんでいます。



















生活球と生活体は、丁度この関係に相当します。これこそ「生活両界マンダラ」です。

















それぞれの中心には、【間人・認知・日常】という生活要素による「平常球」や「日常界」が位置しており、いわば「大日如来」に相当します。

そして、生活球を平面化した生活球マンダラは「胎蔵界」に、生活体を平面化した生活体マンダラは「金剛界」に、それぞれ相当します。

密教思想を図解化したものが「両界曼荼羅」だとすれば、現代生活学の思想をイメージ化したものが「生活兩界マンダラ」といえるでしょう。


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