企業側のマーケティング戦略でいえば、新たなネウチ(共効)を持った新商品を、消費市場に向けて積極的に提案していくこと、それが「差汎化」戦略です、
新たなネウチ(共効)としては、新機能、新記号、新体感、新遊戯、新真摯、さらにはこれらをさまざまに組み合わせたネウチを持った新商品や新サービスが代表的です。
(下図では社会界の9院をベースにして、代表的な5共効をあげています。)
新たなネウチ(共効)としては、新機能、新記号、新体感、新遊戯、新真摯、さらにはこれらをさまざまに組み合わせたネウチを持った新商品や新サービスが代表的です。
(下図では社会界の9院をベースにして、代表的な5共効をあげています。)
昨今の消費不況の中で、供給者である企業側は、新しいなネウチ(共効)を持った用具(道具)や報具(情報具)などの開発に熱心であり、さまざまな新商品が毎日のように発売されています。
とりわけ新機能商品については、近年、AIやロボットなどの新情報技術を応用して開発された電子機器や乗用車など、続々と新機能商品が売り出されています。
このように続々と提案される新共効に対して、生活民はどのように対応していけばいいのでしょうか。
基本的な行動は次の3つだと思います。
①企業の提案する共効をそのまま受け入れず、個効、私効としてチェックする。
②共効を素材として差延化して、私効化する。
③差延化で生み出した私効を企業側へ提案し、共効化していく。
3つの対応行動によって、消費市場を「消費財購入」から「生活素材調達」の場へと転換させていくこと、これこそが生活民としての差汎化対応だと思います。
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